修理が必要な部分があり、リフォームを依頼したいとお考えの方はいませんか?
天災による修理に対してリフォームする場合、火災保険を適用できる場合があります。
それにより、費用を抑えられると嬉しいですよね。
そこで今回は、火災保険に関して申請の手順も交えながら詳しく紹介していきます。

□リフォームで使える火災保険とは

「火災保険」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
ここでは、火災保険の基本的な特徴について紹介します。

*火災保険とは

住宅の火災保険とは、建物が火災や風水害によって被害を受けた場合に、補償してもらえる損害保険です。
これが補償対象として適用されると、自分が負担するリフォーム代を抑えられるというメリットがあります。

最近では、予期せぬ自然災害が増えていますよね。
このようないつ起こるかわからない災害に備えて、火災保険に加入しておくと安心できます。
また屋根を修理する際にも、火災保険の対象になることが多いので入っておくことをお勧めします。

*火災保険の補償対象とは

火災保険の補償対象になるのは、火災、風、落雷、雪、雹、物の落下や飛来、水災、爆発、破裂が原因で、壊れた建築物を修理する場合です。
また盗難被害にあった場合も適用されます。

加入している保険によって内容も異なり、配管からの水漏れが対象になっていたり、反対に水害が対象外であったりするので、内容を細かく把握しておくことが大切です。

さらに、住宅用の火災保険は「建物」と「家財」に補償がわかれています。
そのため、どちらが補償されるのか、あるいはいずれも該当しているのか把握しておきましょう。

□火災保険で保険金を申請する手順とは

保険金の申請は契約者自身で行うため、手順を知っておくとよりスムーズに請求できるでしょう。
ここでは、保険金を申請する手順を5つに分けて簡単に紹介します。

まず、火災や風災により損害が発生した場合には保険会社へ連絡します。
そのときに保険会社から「契約者氏名」、「保険証券番号」、「損害が発生した日時、状況」を聞かれます。

またこの際に、請求に必要な書類についての指示があるので、忘れないようにメモを取っておくと良いでしょう。

2つ目に、上記で指示があった書類や資料を提出します。
保険会社によって書類の種類は異なりますが、だいたいは以下に挙げる4つの書類、資料が必要です。

・保険金請求書
・罹災証明書
・写真
・修理業者から取り寄せた修理見積書

保険金請求書は、保険会社が用意する書類に記入すれば大丈夫です。
罹災証明書は、主に被害内容や事実を証明する書類で、管轄の消防署や消防出張所で発行してもらえます。
写真に関しては、被害があった場所を撮影したものや画像データでも可能です。

自ら消防署に赴いて取り寄せる書類もあるので、不備がないよう準備しておきましょう。

3つ目の手順では、保険会社が現地調査します。
当然のことですが、保険会社が保険金を支払う際は、しっかりした証拠や根拠が求められます。

そこで保険会社が契約者のお宅へ損害鑑定人を派遣し、提出された資料内容が適切か調査します。
調査の結果により、被害の立証が難しいと判断された場合には、保険金が支払われない可能性が高くなります。

4つ目は、最終的な保険金支払いの可否決定です。
調査結果により保険会社の審査を通過すれば、保険金を受け取れます。
もちろん詐欺業者にそそのかされて申請したとしても、厳密な調査ではじかれるでしょう。

5つ目は、修理の実施です。
実際の修理は、保険金を受け取った後に行うと良いでしょう。

なぜなら、申請した額を100パーセント受け取れるとは限らないからです。
保険金を受け取ってから修理することで、「修理代が足りない」と困ることはないでしょう。

□火災保険申請の際の注意点とは

ここでは、気を付けておきたいポイントや注意点について4つに分けて紹介します。

1つ目のポイントは、申請期間内に申請することです。
書類の申請に気が向いてしまいがちですが、まずは申請期間を守ることが重要です。
通常の場合、申請期間は被害を受けて2〜3年です。
その期間を過ぎると、保険金が支払われないので気を付けましょう。

2つ目のポイントは、適用対象かは保険会社が判断することです。
当然のことですが経年による劣化、あるいは自然災害による劣化なのかは保険会社が判断します。

また、塗装業者による手抜きやミスにより元から外壁に問題があった場合は、自然災害により被害が拡大しても保険金は出ません。
この場合、塗装工事費は自己負担あるいは施工業者の負担となります。

3つ目のポイントは、損害箇所の写真を撮っておくことです。
これは最も重要なポイントの1つであり、写真を撮ることで調査の対象かどうかの判断がつきやすくなります。
それにより、調査がスムーズに進むといったメリットがあります。

写真は自分のスマートフォンで十分ですので、建物全体と方角別の角度から撮影してください。
また、該当箇所がわかるように印をつけておくとより良いでしょう。

4つ目のポイントは、補償代金の最低額が決まっていないかを確認することです。
火災保険によって、最低金額が20万円と定められていれば、見積もり金額が20万円以下の場合は保険金を受け取れません。
したがって、工事業者に見積もりを依頼する前に、保険証書を把握しておくことが大切です。

□まとめ

今回は、リフォームで使える保険の種類や、申請の手順を詳しく紹介しました。
保険の種類や対象、申請方法を知っておくとスムーズにリフォームを進められます。
保険を使ったリフォームをお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。

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