台所や洗面所などの水回りは、毎日使用する箇所です。
そんな大切な水回りですが、使い続けていると不具合が生じることもありますよね。
急なトラブルを発生させないようにするためにも、適度にリフォームする必要があるでしょう。
今回は、水回りのリフォームにかかる期間やリフォームを行う目安について紹介します。

□水回りのリフォームってどれくらいの期間がかかるの?

キッチンのリフォームの際には調理ができなくなり、お風呂のリフォームの際にはお風呂に入れなくなります。
そのため、リフォームにどのくらいの期間が必要なのか気になりますよね。
ここでは、リフォームにかかる期間について箇所別に紹介していきます。

*キッチンの場合

壁付き型キッチンから対面型キッチンに変更する場合は2〜3週間以上かかることもありますが、既存のキッチンと同じ場所に新しいキッチンを設置する場合は2〜6日程度でリフォームが完了します。

また、キッチンのリフォームでは資格が必要なガス配管工事・電気工事・給排水工事が発生し、リフォーム会社が対応できない場合は別の業者を手配することになります。
このとき、リフォーム会社がスケジュール調整をしていないと専門業者の工事日が空いてしまい、工期が伸びてしまうでしょう。
工事が始まってからは2〜6日で終わりますが、業者探しから完成までを考えると1.5〜2ヶ月はかかると考えておきましょう。

*浴室の場合

ユニットバスから仕様を変えないリフォームの場合、3〜4日間が平均的な期間ですが、バスタブを交換するだけなのであれば1日で終わる場合もあります。
タイル風呂からユニットバスへのリフォームの場合は4〜7日間と、少し時間がかかってしまいます。
これは土間のコンクリートの基礎工事や配線配管工事などの工程があるからです。

*洗面台の場合

古い洗面台から新しい洗面台への交換のみの場合、工期はたったの半日です。
台だけでなく壁や床の内装工事をする場合は、1週間ほどの期間が必要になることもあります。

*トイレの場合

トイレ本体を取り替えるだけなら、半日から1日で済みます。
しかし、和式から洋式の便器に替える場合は2日程度かかります。
トイレの土台にトラブルがあったり、水道管が古くなっていたりする場合は、それらも取り替える必要があるため3日以上かかる場合がありますが、非常にレアなケースです。
大抵の場合は、2日もあればトイレの工事は終わるでしょう。

□水回りのリフォームを行う目安は?

水回りは、設備に目立った傷や汚れが無くても下地材や土台の腐食が進んでいる可能性があるため、見た目だけで劣化状況を判断するのは難しいです。
しかし、目安としては10〜15年程度ごとにリフォームを行うと良いでしょう。
箇所別に具体的に見ていきます。

キッチンの排水管やガスコンロのような周辺機器の耐用年数が10〜15年程度なので、この数字を参考にリフォームすると良いでしょう。
しかし、キッチンの場合は機器の使用頻度や普段のお手入れ具合によっても耐用年数は変化するので、リフォームするべきタイミングがわからないようであれば業者の方に相談してみることをおすすめします。

浴室は、お風呂の排水管や浴槽の耐用年数が10〜15年程度です。
しかし、お風呂は家の中で最も水気が多く、カビや腐食が目立つ場所でもあります。
防カビ剤などで掃除をしても汚れが目立つ場合は、10〜15年を待たずしてリフォームを検討しても良いかもしれませんね。

洗面台も同様に耐用年数が10〜15年程度であるため、この数字を参考にリフォームすると良いでしょう。
洗面所は水漏れや湿気が多い場所なので、洗面台や排水管だけでなく周辺の壁やフローリングを張り替えるといったリフォームを行う家庭も多くなっています。
壁や床をリフォームする際には、カビや湿気に強い材質を選ぶと良いでしょう。

トイレに関しては、パッキンや配管の寿命は20年程度ですが、タンク内の部品の寿命は約10年であるため、10〜15年を目安にすると良いでしょう。
トイレが壊れてしまってからリフォームを依頼するご家庭が多いですが、焦ってしまい満足のいくリフォームができない可能性があります。
そのため、異臭や異音など少しでも違和感があったら早めに業者に相談することをおすすめします。

□水回りの工事をスムーズにするためには?

水回りは生活に必要不可欠なので、なるべく早く工事を終わらせたいですよね。
ここでは、少しでも工事をスムーズにするためのポイントを紹介します。

まずは、マンションの管理規約を事前に確認しましょう。
マンションによっては工事の許可が下りない箇所が存在したり、許可申請の手続きが特殊な場合があったりします。
リフォームの実施中に規約違反や申請の不手際が発覚すると工期が遅れる要因となるので、事前に確認することが重要でしょう。

また、リフォームをする際には、当然ながら騒音や振動が発生します。
少なからず近隣住民の方に迷惑がかかってしまうので、事前に挨拶回りを行うことでトラブルを回避しやすくなるでしょう。
マンションの場合、上3軒、下3軒、隣2軒には挨拶をするのが一般的です。
「苦情が本当に心配だ」という方は、2つ隣の方まで挨拶をしておくことをおすすめします。

さらに、リフォームを開始する前に整理整頓をして、工事機材や人の出入りがスムーズにできる環境を整えておくと良いでしょう。
リフォームが全体に及ぶ場合、生活スペースを確保しておく必要があります。
工事が始まってから慌てないように、事前に準備をしておきましょう。

□まとめ

今回は、水回りのリフォームにかかる期間や、リフォームを行う目安について紹介しました。
水回りのリフォームを検討する際は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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